一人暮らしの訪問販売撃退法
一人暮らしをはじめたばかりの時期に、よく遭遇するのが、訪問
販売。個人情報保護法が施行されたとはいえ、個人情報は流れて
いるもので、引っ越したばかりのタイミングを見計らって、いろ
いろなセールスが訪れてきます。こうした時、最初が肝心です。
訪問販売の商品に興味があるのなら別ですが、そうでないのなら、
セールスと分かった時点で、即、「結構です。」といってドアを
閉める。これが、もっとも効果があります。
一人暮らしですから怖いのはわかりますが、訪問販売だとわかっ
た時点で、相手に情報を一切与えず、断る、これが大事です。訪
問販売の人は、もちろん商売でやっています。商売でやっている
以上、いかに効率よく売上げを上げていくか、というノウハウが
あるわけです。その中の一つに、「見込み客」という概念があり
ます。売れそうな見込みのある人に販売していくのが、商売の王
道ですから、訪問販売をする上でも、お客の「見込み度」をそれ
ぞれ段階で分別していきます。断るにしても、理由をいってあげ
ないと申し訳ないかしら、とつい二言三言、理由を言って断ると、
どうなるでしょうか?この場合、営業サイドからすると、ちょっ
とでも話ができたのなら、そこで断られたとしても、「見込み
客」リストに追加です。百戦錬磨の営業マンからすれば、そんな
二言三言だけでも、この人はどういう性格なのか、つかめてしま
うものですし、それにそって、また接触頻度を高めていけば成約
できるな、と判断されるわけです。そして、何よりまずいのは、
断る理由をいうと、かえって付け込まれる、ということです。専
門用語で「応酬話法」といいまして、あらゆる断り文句には、そ
れに対応する受け答えが準備されているものなのです。断る理由
を提供してしまうことで、逃げ道が次々となくなっていってしま
います。こうやって、営業側は、成約できる可能性を区分けして、
可能性の高い順に、スケジュールを立てて、販売を仕掛けてくる
のです。ですので、いかに、営業マンに「私には売れる可能性が
ありませんよ」と思わせるかがポイントです。
一人暮らしで遭遇する訪問販売で、すぐ断ればいいとは分かって
いるけれど、そうもいかないという場合もあったりします。営業
マンによっては、ドアをあけたとたん、足をいれて、閉めさせな
いようにするという場合もドラマのようですが、本当にあります。
こちら側の情報を与えないことが最上ですが、ドアを閉めさせず、
強引に玄関に入られてしまった場合は、こちらも覚悟を決めてか
かるより仕方ありません。まずは、冷静に対処しましょう。あち
らの無法ぶりに腹を立てるのは当たり前ですが、感情的になると、
あちらも人間なので、よりヒートアップしておさまりがつかなく
なります。まずは、相手の身元をしることです。名刺を受け取り、
会社名、名前を声を出して復唱します。名前と身元を強調される
ことで、相手の更なる無法ぶりを制御することにつながります。
後は、あちらに一切話しをさせないで、退出させましょう。1分
長く滞在されればされるほど、こちらが不利になってきます。な
ぜなら、あちらは仕事でやっている以上、時間当たりで仕事をし
ています。もし30分滞在したなら、30分滞在したなりの見返
りを、情報なり、次のアポイントメントなりを、得るまではあき
らめようとしないからです。とにかく、あちらの話をさせず、
「○○会社の○○さん、入用になりましたらこちらからお電話し
ます。それでは」とこちらからドアを開けて、営業マンが退出す
るよう、誘導させることです。こちらが女性の場合、強圧的にか
かってくる時は、あちらと話す前に、見えるようにして、携帯電
話を操作して、音声を録音もしくは、誰か他のところにつながっ
ている、と思わせるようにすると効果的です。
とにかく一人で暮らしをしているという事だけでも相手はどんど
ん話を進めてきますので、終始徹底してクールに冷静に淡々と対
処することと、相手と話すたびに、相手の名前を口に出していう
ことです。匿名性はある種の犯罪性を誘引するのにつながりやす
いものなので、名前を出すことで、かなりの抑止効果があります。
営業マンだって、大抵はサラリーマンです。雇われている立場上、
身元がはっきりしている以上、そうそう無理なことはできません。
ただ、逆にこちらも強圧的に断ったりすると、根にもたれて、い
たずら電話なりされることもあるので、あくまで、冷静に対処す
ることが大切です。